SPARK KID岸谷教室
作業療法士と感覚統合療法について
本日はSPARK KIDに常駐している『作業療法士』とはどのような職種か?
SPARK KIDで行う療育の1つである『感覚統合療法』についてお話していければと思います。
【作業療法士とは(OT)?】
作業療法士(OT)は作業や活動を通して『こころ』と『からだ』を治療・支援する専門職種です。
一般病院や、デイケア、精神科病院、発達支援領域等、様々な場所で勤めることができる職種なのですが、『発達支援』の領域にいる作業療法士(OT)は『遊び』を通して『こころ』と『からだ』の発達を促す専門家なのです!
発達支援の領域にいる作業療法士(OT)は発達に困りや課題のある子どもたちへの発達を促す専門家でありSPARK KIDにはそんな作業療法士が常駐しております。
【感覚統合療法とは?】
普段、私たちは『光』や『音』、物を『触る』、等たくさんの刺激(感覚)を身体に受けて過ごしています。この身体に入ってくるたくさんの刺激(感覚)を『整理』したり『分類』したりする脳の機能のことを感覚統合と言います。
一方で発達に特性のある子どもたちはこの整理、分類することに苦手さがあり『上手くできない』『もうやりたくない』等、日常生活で多くの困り感が生じていることが多いです。そのため、たくさんの感覚を取り入れた活動を提供することで『遊びを通して楽しみながら発達していく』ことができます!
例えば…
【困り・悩み】・『扱いが雑に見えて、お友達に手が出てしまう』 【原因】・『固有受容覚』という感覚が鈍く力加減を調節することが苦手。 【周りからの印象】・『そーっと』物を扱うことができず、乱暴な子と思われがち |
このように感覚統合療法はたくさんの感覚を取り入れて支援をしていきます。
次回は感覚統合療法を行うにあたって大切なことについてお話します!